※ 『現代ヨガ入門』201、203ページ(Copyright (C) 藤本ヨガ学院)
ブリッジのポーズは、脚と腰が重要なポイントです。
脚と腰でまずしっかり支えを作ることでお腹や腰が伸びて、気持ち良くポーズを行えます。
ですが、腰を上げることばかりに気が向いてしまうとどうしても腕の力だけで踏ん張ってしまいます。
そうすると足腰がしっかりしないため、思うようにポーズができません。
足の裏でしっかりと地面を踏み、まずは腰を高く上げましょう。
そうすることで足腰がしっかりし、体の軸が作られます。
そして、今度は肩甲骨から腕まで伸ばしていきます。
仕事や家事で長時間前かがみになったり、同じ体制のまま過ごすことが多かったりして、肩甲骨や肩周辺にコリをかかえている方は、腕ばかり意識してしまうことが多いです。
腰の力を忘れないためにも、脚腰の力7割、腕の力3割の力配分を目安にしてみてください。
難しそうなポーズほど、体を力ませたり呼吸が浅くなったりしがちです。
無理をしないように、自分の体と対話しながらポーズを行ってください。